2013年7月30日火曜日

フューチャーセンターへは、仕事はどのように依頼されてくるか

こんにちは。NOB フューチャーセンター部門、フューチャーセンターディレクターの福島です。

今日は、フューチャーセンターへの仕事依頼がどのように行われているのかについての、一般論をお話ししたいと思います。

もともと、フューチャーセンターは北欧(スウェーデン、デンマーク、イギリス、オランダなど)でスタートしました。銀行や保険会社などのフューチャーセンターでは自社のもつ問題解決などが、自社内部で持ち込まれているようです。

オランダのフューチャーセンターは、国が管理し、お客さんは日本でいうところの国土交通省や国税庁にあたるところです。つまり官庁内で仕事が依頼され、内部で事業費の決済が行われているので、国の内部で仕事の受発注が行われています。

日本のフューチャーセンターでは、まだ国は自治体が公式に宣言して作ったものはありません。したがって、民間ベースの事例となります。
民間では、フューチャーセンターは、建物のハードと未来思考の対話の場を作っていくディレクターないしファシリテーターが両方機能している北欧型ではなく、セッションとしてワークショップが独立して行われていることが多いです。それは、地域活性の要望もあるでしょうし、企業の製品・サービスの改善に関すること、企業合併などの課題解決に向けて、関係者が集められたり、パイロットチームが構成されたりして招集され、そのメンバーでセッションが立ち上がることが多いと思われます。

ですから、明日、あなたがフューチャーセンターセッションを行いたいと思うのなら、それはいつでも実現可能な環境にあるとも言えます。どんな人たちを招き、どんな場をつくり、どんな成果物を得たいのかということが、そこからデザインされ、企画として落とし込まれることになります。

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